◆1番(井上聖議員)  (登壇)
 社民党・福祉連合井上聖です。
 それでは、発言通告に従い質問を行います。
 私は4項目の質問を行いたいと思います。明快な答弁を期待しております。
 第1項目めは、保育所、幼稚園、学校等の遊具などの塗料に含まれる鉛害についてです。
 鉛は身体に必要なく、有害な物質です。バッテリーやペンキ、プラスチックの安定剤、魚釣りの重りなどに広く使われています。また、食器などの釉薬などにも含まれています。高い濃度で鉛は脳の発作を起こし、まれではありますが、時に死亡を招きます。ごく低レベルでは、鉛は中枢神経系に有害で、精神遅滞と学習障害を発生させます。アメリカ環境保護庁によれば、鉛は不妊を招き、子供の身体発育を妨げ、高血圧の原因になり、聴覚低下を起こし、恐らく発がん物質であるとしています。保育所、幼稚園、学校などの遊具類、公園、市営住宅、公民館等の公共施設などの塗料に含まれている鉛害についてどんな対応をとられているか、お答えください。
 また、水道局、清掃センターでは、鉛及びその化合物の環境等の基準はクリアしていますか、市民の啓発はしていますか、お答えください。
 2項目めは、学童保育、地域児童育成会の入会待機についてです。
 現状について、女性の就労意欲の高まりや長引く不況の影響により、小学生の子供を持つ女性の就労率は全国で7割を超えたと言われます。宝塚市においても一部の地域児童育成会では、入会希望児童数がふえ、2001年には保護者会より環境の改善などに関する要望が上がりました。中でも第一小学校では、11名もの待機児童が出ていると聞いています。ほかの学校の地域児童育成会の待機状況についてお答えください。
 2つ目は、来年度の見込みと対策についてです。現状を考えた上で、来年度の見込みと対策についてどのように考えておられるか、お答えください。
 3項目めは、WOC看護認定看護師等専門職の配置についてです。
 我が国における急速な高齢化と地域生活を希望する障害者の増加に伴い、地域で入院、治療を受ける高齢者、障害者が増加しています。また、その中には寝たきりの人々や手術後や治療上しばらく寝たきりの状態にならざるを得ない人々もおられます。御存じかと思いますが、こういった患者さんたちの中には、30分のうちに床ずれができる人もいます。また、床ずれは一つ間違えば命取りにもなりかねない恐ろしいものです。このようなことにより、市立宝塚病院にもWOC看護認定看護師の配置が必要ではないでしょうか。WOC看護認定看護師は、看護の専門性を高めるため、1996年に始まった認定看護師制度によるもので、WOC分野とは、W、床ずれ、O、ストマ、C、失禁の患者に対して専門的看護を提供するばかりか、医療者に対する教育も担っています。
 次に、市立療育センターのOT、作業療法士についてお尋ねします。
 以前にもこのことについて質問をいたしましたが、いまだに市立療育センターのOTはアルバイト勤務になっています。OTは全国的に人材が不足しており、市内の障害児が継続して安定した療育を受けるためには、ぜひとも正規職員の配置が必要と思いますが、いかがですか。
 3つ目は、障害福祉課への福祉の専門職の人員配置についてです。
 福祉の中でも障害者に対して特に制度や要綱が複雑であり、きめ細かなケースワークが必要とされます。他市においては、福祉職は有資格者を別枠で採用し、配置しているところもあります。介護、日常生活用具、住宅改造を初めとして、年金制度、医療制度などにも精通している専門職の配置が必要ではないでしょうか。身体、知的の障害に加えて、14年度からは精神の障害についてもサービスなどが市町村に移管されてきます。今まで以上に各障害について専門性が要求されることと思いますが、いかがでしょうか。
 以上について答弁をお願いいたします。
 4項目めは、温泉施設などで障害者の働く場づくりについてです。
 45億円を投資し、しかもそのすべてが市民の税金によってつくられた宝塚温泉のパンフレットがここに完成しました。しかし、肝心の利用料は書いていませんね。きょう新聞には載ってたみたいですけれども。
 さて、温泉利用施設内のマッサージ業務についてお尋ねします。
 温泉利用施設内のマッサージ業務については、従前より宝塚市身体障害者団体連合会、宝塚視力障害者協会、宝塚市針灸マッサージ師会より要望が出されていました。その内容は、平成14年1月オープン予定の温泉利用施設内のマッサージ業務について、市内在住で視力障害者が主体の職業団体である宝塚針灸マッサージ師会、社団法人兵庫県針灸マッサージ師会の下部組織で、全会員がマッサージ師免許を取得しております。の会員たちが就労の場として参画していただくように、ことし3月より市担当部局に対し繰り返し要望活動を行ってきました。8月に温泉の利用施設の経営母体として第三セクターの宝塚温泉株式会社が発足しました機会に、就労環境の厳しい私たち視力障害者の働く場所を開拓し、雇用の確保をしたいとの熱望してきましたというものでした。このことは市長にも直接、当事者の方々がお願いに上がってますね。市が50%出資している施設であり、障害者雇用の場として絶好の場でありながら、障害者以外の事業主にマッサージ業務について委託しようとしているのはなぜですか、答弁をお願いいたします。
 これをもって1次質問を終わります。

◎正司泰一郎 市長  (登壇)
 井上議員の御質問にお答えをいたします。
 保育所、幼稚園、学校等の遊具類の塗料中に含まれる鉛害についてでありますが、鉛は消化管、あるいは呼吸器から吸収されると、人体の健康を害する有毒物質として知られております。そのことについてアメリカの環境保護庁は、特に子供はその害に敏感で、種々の障害を発生させるおそれがあるとされ、その関連性を報告しております。また、アメリカではペンキの塗膜中の鉛の量を定めておりますが、日本ではそのような基準は設けられておりません。平成9年に山口大学教育学部附属小学校で行われたペンキの塗膜分析では、附属幼稚園にある塗膜のすべてがアメリカの基準である0.06%を超え、危険性を判断する基準である0.5%を超えるものもあったという報告がなされております。その報告では、実際に鉛を含んだペンキが我が国でも使用されており、子供たちが鉛中毒になる潜在的可能性があるとされております。しかし、実際にペンキの塗膜中に含まれる鉛が皮膚から人体に吸収されるということは考えにくく、塗膜に触れた手から消化管を通じて吸収されることが可能性としてはあり、それはペンキの塗膜に触れた手を石けんで洗うことで予防できると考えられております。実際に保育所、幼稚園、学校等では、校園の庭や校園外から保育室や教室に帰室したときは、石けんを使用して手を洗うように指導しております。石けんでの手洗いは鉛の健康被害を防ぐだけでなく、O157を初めとする感染症の蔓延を防ぐ目的も大きいため、徹底して実施しております。また、公園につきましても、利用後の手洗い励行を啓発してまいりました。
 なお、今後、遊具等の補修時には無鉛塗剤もあると聞き及んでおりますので、その使用について配慮してまいります。
 また、公園の水飲み場の配管につきましては、原則的に鋼管、塩化ビニール管で、鉛管は使用しておりません。
 次に、市クリーンセンターのごみ焼却灰残さの鉛害対策についてでありますが、焼却灰等を取り扱う作業者につきましては、作業者の安全を図るため、防塵マスク等保護具の着用の徹底、焼却灰の飛散防止などについて、焼却炉運転委託業者へ徹底するよう指導しております。
 なお、ごみ焼却灰残さの処分につきましては、鉛などの重金属類が含まれている集塵灰に重金属固定剤を注入し、大阪湾広域臨海環境整備センターの受け入れ基準に基づき安定化処理をした後、焼却灰とあわせてフェニックスの管理型埋立処分地で埋立処分をしております。
 次に、市立病院でのWOC認定看護師の配置についてでありますが、認定看護師の制度は発足して日も浅く、水準の高い看護実践を目指すという目的から取得が非常に難しく、現在、全国で約550人が認定看護師の資格を取得していると承知しております。認定看護の専門分野につきましては、救急看護、糖尿病看護、重症集中ケアなど11項目の専門分野に分かれて認定されるシステムとなっております。地域の中核病院として高度先進医療を担っている市立病院としましては、本院の疾病状況などに合致した専門分野の認定看護師を配置したいと考えております。
 しかしながら、認定看護師の活用方法につきましては、認定看護師自身のパーソナリティーや能力不足、組織としてのサポート体制の不足、症例数の不足により、取得した専門知識や実践が活用できないなどの問題点も研修会などで報告されております。市立病院でも実際に確保するとなれば、絶対数の不足や有効活用のための組織整備などから、迅速な配置は困難であると考えますが、市立病院の業務内容から判断して、適正な人材があれば確保してまいりたいと考えております。
 次に、療育センターの作業療法士配置についてでありますが、子供たちの療育の中で、上肢機能の改善、日常生活動作、補装具の指導等について作業療法士は大切な役割を担っており、経験豊富な作業療法士を招いて、専門的指導を実施いたしております。今後の療育体制につきましては、継続的、安定的な指導ができるよう引き続き検討を重ねてまいります。
 次に、障害福祉課の職員についてでありますが、大学において専門的に勉強した社会福祉主事もおりますが、社会福祉の資格を持つ職員はおりません。しかしながら、配属先で必要な専門知識等については、研修参加を初め必要な知識を身につけるための体制を整備することにより、市民サービスの向上に努めております。また、来年度、精神保健福祉法の改正により、精神障害者に対する福祉サービスが市に移管されるなど、今後ますます障害福祉分野における専門能力の向上が求められる中で、精通した職員を配置するとともに、有資格者の活用や通信教育等の手法も導入し、職員の資質を高めるよう努めてまいります。
 次に、温泉施設等での障害者の働く場づくりについてでありますが、まず宝塚温泉の4階のボディケアの事業者の選定につきましては、受託希望のありました事業者に対し、宝塚温泉株式会社が数回にわたりヒアリングを実施した上で、委託仕様書に基づき各事業者から提案書の提出を求めております。その提案書とヒアリング記録をもとに、収益の有利性、業者の信頼性、業者の受託実績等を総合的に勘案した結果、宝塚針灸マッサージ師会とは別の業者となったものであります。
 次に、事業者の選定に市がなぜ関与しないのかということにつきましては、宝塚温泉は公設民営の基本方針のもとで、施設建設は市で行いましたが、その管理運営は民間の経営、ノウハウを活用し、効率的なサービスを提供するため、民間に委ねることとしておりまして、その経営は民間経営手法により、自主、自立を目指したものであります。このため今回のボディケアの事業者選定におきましても市は関与せず、経営主体である宝塚温泉株式会社の判断に委ねていたものであります。
 教育に関する御質問につきましては教育長から、水道に関する御質問につきましては水道事業管理者からそれぞれ答弁をいたさせます。

◎衣川和夫 教育長  (登壇)
 井上議員の教育に関する御質問にお答えいたします。
 学童保育、すなわち本市の地域児童育成会の入会待機についてでありますが、まずその現状につきましては、毎年4月1日現在の入会児童数が、平成10年には706人であったものが、平成11年は763人、平成12年は796人、平成13年には前年より169人もふえて965人と年々増加しており、待機児童につきましては、ことし4月になって初めて、すみれガ丘小学校と宝塚第一小学校の2つの小学校で合計14人の待機児が発生いたしました。
 なお、その2校のうち、すみれガ丘小学校においては、現在、待機児は解消しておりますが、残りの宝塚第一小学校と新たに長尾南小学校、丸橋小学校の2校で待機児が発生しております。
 次に、来年度の見込みとその対策につきましては、過去3年間の4月期における入会児童数の増加の推移を見ますと、市全体で1年ごとに平均86人の児童が増加しており、過去数年間は学校の余裕教室の追加利用で対応してまいりました。また、学校全体の児童数の増加により、余裕教室の見込めない学校では、学校運営上の支障の有無も十分検討した上で、やむを得ず校舎棟外の学校敷地内に育成会室を建設して対応してきております。来年度の見込みといたしましては、現時点で既に定員に近い児童の入会がある育成会につきましては、来年4月の段階で定員を超える可能性も予測されます。したがいまして、今後も可能な限り待機児が出ないように努力してまいりますが、学校によりましては、児童数の増加により余裕教室そのものがなくなってきておりますので、施設スペースが確保できないなど、場合によっては待機児童が出る可能性も否定できないものと考えております。いずれにいたしましても、教育委員会事務局内はもちろんのこと、学校とも十分連携を図りながら対応に努めてまいります。

◎島上隆博 水道事業管理者  井上議員の水道に関する御質問にお答えいたします。
 水道給水管の鉛問題に関する市民啓発についてでありますが、水道法に基づく鉛の水質基準は、1リットル当たり0.05ミリグラム以下と定められております。現在、水道局が供給しております水道水の状況はこの基準以下であり、安全であります。一方、本市におきましても、昭和55年度までの給水工事には、給水管に鉛製のものを使用していたこともあり、長時間水の使用をしないときなどには、この給水管から微量の鉛が溶出する可能性があると考えられております。したがいまして、水道局といたしましては、市民への啓発として、朝一番の水道水や長時間使用していなかった水道の使用につきましては、バケツ1杯程度の水を飲用水以外に使用していただくよう、水道広報誌や水道局のホームページで周知しているところであり、最近では12月1日に発行いたしました「水道宝塚」におきましても掲載いたしております。
 なお、今後の鉛製給水管の対策につきましては、配水管布設工事や道路部分の漏水修理にあわせて、鉛製給水管を取り替えることとしております。また、鉛製給水管を使用している住宅の建てかえをされる場合には、給水管の更新も含めて施工していただくよう指導しているところであります。
 以上でございます。

◆1番(井上聖議員)  (登壇)
 鉛害について重ねてお尋ねいたします。
 ここ数年、ホルムアルデヒドなど、VOC、揮発性有機化合物の毒性が取りざたされているが、アメリカ連邦の広報で2年ごとに公表されている公衆衛生に重大な影響を与える化学物質、有害物質リストの1955年のランク1位は鉛です。第2位がヒ素、第3位が水銀で、97年、99年もこの重金属類のベストスリーは変わっていません。続いて、塩化ビニールやPCB、カドミウムが上位ランクで、今よく問題になっていますホルムアルデヒドは235位という低い危険性の位置にあります。もちろんアメリカのリストで日本とは状況は全く同じではないでしょうが、私たちの身の回りには実に多くの有害物質がある中でこの鉛が一番問題になるんだと思います。その中でも毒性が高いというのがおわかりいただけたと思います。
 この鉛のさびというのは甘いんですよね。子供は、今さっき手を洗えばということだったんですが、小さいお子さんですとすぐ物を口に入れる、つい指を口に入れたり、しゃぶったりする、その手に鉛がついてれば問題がおこってくるわけなんですよね。いわゆる小さい子供ほど脳幹に鉛が行く。大人だと脳の方には防御があって、そういう有害物質は行かないようになってるんですけども、行ってしまうと。子供たちが直接触れる遊具の塗料に含まれる鉛の問題は代表事例でありますが、公共施設を設置管理しているすべての担当者は安全性を第一に、子供たちに有害な化学物質を近づけないように当事者意識を持って取り組んでください。塗料で言えば、鉛の代用品が可能です。ただし、発注する人、管理する人が認識する必要があります。修繕費を惜しまないでください。財政もつけてください。学校のベランダの手すりなど、野外の古い鉄部の下塗りには鉛使用の防錆塗料が使われていると思いますが、上塗りの塗装面が崩れて飛散するおそれが考えられます。また、育成会室の鉄筋鉄骨プレハブも古いと塗装面は心配です。どのように認識しているか、お答えください。
 それと、1質で公園の水飲み場が塩化ビニールを使ってらっしゃるということなんですが、塩化ビニールは安定剤として鉛やカドミウム化合物が使われていることがあります。使われてない場合もあるらしいんですけども。アメリカでは塩化ビニール製ブランドが古くなり、その中に含まれていた鉛により子供が中毒になった事件もあります。塩化ビニールは安全なものと考えないで、潜在的な鉛害として考えるべきだと思います。
 それと、鉛は一般廃棄物や有害廃棄物焼却工場の鉛から排出されることが知られています。周辺の環境中、鉛測定はほとんどされていません。ダイオキシンで問題になった大阪府能勢町のごみ焼却施設と同型の37施設を環境庁が調べたところ、9割に当たる33施設の冷却水から水銀、鉛などの重金属が検出されています。また、埼玉県東部のごみ焼却場周辺の民家のほこりに、日本の土壌平均の数十倍から数百倍以上の鉛が含まれていることが日本工業大学の佐藤先生の調査でわかっております。このように焼却場周辺では高濃度の汚染物質が発生する可能性があります。この辺も気をつけて、今の焼却場はそれはないみたいですけども、従前に、取り替える前のだった可能性がまだあると思うんで、周辺地域のいわゆるそういう環境保全の調査をしていただきたいなと思います。
 次に、学童保育について重ねてお伺いします。
 学童保育において、宝塚市は先進的な取り組みをしてきました。しかし、児童福祉法の改正により、第21条の11、放課後児童健全育成事業の利用の促進で、放課後児童健全育成事業は市町村の責任となったのに、まだ待機待ちが続くのでしょうか。99年の9月で私、学童保育に関する利用者のアンケート調査について、してはどうかということを、平成10年のアンケート調査はファミリーサポートの事業準備として行われたが、保護者との懇談、育成会に対する子供や保護者の思いが吸い上げられるよう調査が必要でないかと言ったんですが、教育長のお答えは、学童保育に関する利用者へのアンケート調査につきましては、平成8年度に実施されたエンゼルプラン策定に伴う子育てに関する調査の結果を参考にするとともに、日ごろの育成会運営の中で保護者の御意見の聴取に努めておりますという御回答でありました。しかし、末成小学校の育成会の方からも要望がいろいろと出てますよね。時間延長をしてほしいとかという声も上がってますし、それから父母の会とも話してくださいというようなこれ末成小学校からも出ている。それなのにまだこういう状態で待機児童が出るというのは、聞いてもらってなかったんじゃないかと私は思っておるんですけども、いかがでしょうか。
 それと、12月になると4時半を過ぎると暗くなってきます。特に、小学低学年にとって冬休みを一人で安全に過ごすことは困難です。最近、誘拐など憂慮すべき事件も多発しています。また、アメリカ、ノルウエーなど女性への就労支援に力を入れている国では出生率が上がり、逆に日本、イタリア、スペインなど就労支援が追いついていない国では出生率が低下しているという報告もなされています。児童が安全に放課後や長期の休みを過ごすため、そして学童保育において先進的な市としては、女性が安心して働く環境が整備され、住みやすい街となるためには、早期に地域児童育成会入会希望者の100%入会が実現しなければならないと考えますが、いかがでしょうか。
 次に、専門職については、早急に対応していただくことを要望いたします。
 宝塚温泉について再度お聞きします。
 マッサージ業務はどういう理由でどんな業者に決まったのでしょうか。先ほど御説明いただいたんですけれども、金額等、それからどういう会社名とかという情報の公開をもう少ししていただけませんか。どういう基準で選ばれたかというのが今さっきの答弁で私にはちょっとよくわからなかったんで、その辺もう一度お願いいたします。
 それと、宝塚市障害者計画、ノーマライゼーション宝塚の平成14年度末までに重点的に取り組むべき目標の中で、2、就労を促進するためにとあるんですが、この項目は書いてあるだけなんでしょうか。また、宝塚子ども議会においても、障害を持った子供から、今は仕事のない人が多いから、私たちのような障害のある人は将来仕事があるのか心配です。例えばどんな仕事があるのか教えてくださいという問いに対して、市長は次のようにお答えになられましたね。最近は不景気でまだまだこの状況は続きそうです。全国で失業している人の率が4.9%と、今でも最も悪い状況ですが、障害のある人が仕事につけるようにいろいろな制度がつくられており、一人一人の能力を十分に生かし、ともに社会で働き、ともに働く喜びや生きがいを見つけていくというノーマライゼーションの社会となるように、国や県や市と経営者はそれぞれの立場で努力を続けています。このように障害のある人が仕事につけるようにするため、国や県や市などの多くの人たちが手をつなぎ協力していく体制ができており、障害のある人が一人一人の適性と能力に合った仕事をすることができるようになっていますという立派な回答をいただきました。
 ほかのところの事例ですけれども、さらに大阪府は障害者雇用を条件に公共事業を発注する制度の導入を検討するため、2001年度にモデル事業を実施することを決めています。障害者の雇用拡大を目指して、将来的には条件つき発注を本格導入する予定です。今回の決定は、これらの動きに逆行していませんか、答弁をお願いいたします。
 それと、市が出資している会社等、三セクなどの障害者の雇用率はいかがなってますでしょうか。
 それと、適用除外職場について僕も質問しようと思ったんですけれども、先ほど小倉議員が親切、丁寧にお話しされましたんで、その部分は削除させていただきます。私としては、前から申し上げてるんですけれども、健常者を雇うとき1人障害者を雇いなさいよと、いわゆる雇用率云々かんぬんではないよと、市が率先して今やっていかなければだめじゃないですかということは申し上げてきたつもりでおります。
 以上で2質を終わります。3次については留保いたします。

◎島野高治 助役  井上議員の障害者の働く場づくりについての御質問についてお答えをいたします。
 初めに、外郭団体の障害者の雇用率でございますが、社会福祉協議会が重度障害者を1人雇用しておりまして、雇用率は3.03%となっております。それから、保健福祉サービス公社が障害者1人を雇用しておりますが、法定雇用率に満たしておりませんので、現在もう一人の採用を検討していると聞いております。それから、文化振興財団、それからスポーツ教育振興公社はいずれも職員数が少ないために法定雇用率の対象外事務所となっておりまして、現在のところ障害者の雇用はございません。
 次に、議員御指摘のとおり、8月の子ども議会におきまして、御殿山中学校の谷藤議員から、障害のある人も仕事がありますかといった質問をいただきまして、その答弁の中で、一人一人の障害の状況によって一人一人の能力を活かし、ともに働き、ともに生きがいを見つけていくというノーマライゼーションの社会となるように努力をしてまいりますと答弁をいたしております。この考えに基づきまして、障害者の働く場の確保につきましては、大変重要なことであると認識をいたしております。引き続きまして、全般的な本市の雇用対策、そして労働対策の中で取り組みを進めるとともに、第三セクターにつきましても、機会を見つけましてノーマライゼーションの趣旨を説明してまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◎釜本孝彦 環境経済部長  私の方から、宝塚温泉のマッサージ業者の決定の理由、経緯等でございます。
 この件につきましては、ことしの7月ごろから取り組みを会社の方でいたしております。その以前から市の方からはできる限りすべての業者の選定に当たっては自主、自立ということで、決定についてはお任せいたしますが、できる限り公平、公正な観点で業者を選定するようにということを指示いたしておりました。マッサージ業者の件につきましては、7月ごろ、希望業者、当時5社ございました。5社から数回にわたりまして面談を実施いたしまして、ヒアリングをいたしました。それ等に基づきまして10月15日に5社に対しまして、宝塚温泉ボディケアルームの委託仕様書を発送いたしまして、共通仕様書を発送いたしまして、それによって提案書の提出を求めました。それを10月25日に各社から提案書が提出されました。結果的には、それ以前は5社の希望がございましたが、提案書の提出は4社であったというふうに聞いております。その共通の仕様に基づきます提案書、それから見積書の提出を求めまして、それを踏まえて10月31日、役員の中の業者選定委員会を設置いたしまして、その中で委託事業者を決定していったと、そのように報告を受けております。
 それからもう一点、鉛の害、鉛害の問題でクリーンセンターの関係で、敷地外の鉛調査を実施しないかどうかということが質問にあったかと思います。クリーンセンターの鉛につきましては、フェニックスの処分場の鉛の受け入れ基準が1リットル当たり0.3ミリグラム未満というふうに決められております。本市の場合、溶出試験の結果は0.01ということで、相当それを下回っております。特に問題のある数値ではございませんでした。それからさらに、焼却場内での排水につきましては、排水処理施設で重金属固定剤により鉛を処理しまして下水道へ放流いたしております。鉛の含有量は1リッター当たり0.01ミリグラム未満となっておりまして、下水道法に定めます放流基準の1リッター当たり0.1ミリグラムを大きく下回っているという状況がございます。そのような状況でございます。そういうことで、現在のところ、敷地外の鉛の調査については考えておりません。
 以上でございます。

◎島上隆博 水道事業管理者  井上議員の水道管に関する2次質問にお答えいたします。
 水道管に使用している塩化ビニール管に鉛が含まれているのではないかとのことでございますが、現在、本市では小口径の配水管及び各戸に引き込んでいる給水管に塩化ビニール管を使用しております。確かにかっての塩化ビニール管には、その製造過程で少量の鉛が安定剤として使われていたことがありますが、平成5年に製造規格の見直しがあり、それ以降の水道用の塩化ビニール管については鉛は使用されておりません。
 また、鉛が使われていた塩化ビニール管の鉛の溶出については、その製品特性として極めて初期の段階でごく微量の鉛が溶出されますが、それも短期間で検出限界値に低下すると言われております。したがいまして、経年によって鉛の溶出濃度が上昇するといったことはないと考えております。さきにも答弁いたしましたように、本市の水道水の鉛の測定値は通常に御使用いただいている分につきましては、基準値をはるかに下回る程度でありますので、御安心していただきますようお願い申し上げます。
 以上でございます。

◎中谷保 管理部長  学校園におけます、また育成会室におけます鉛を含んださびどめ塗料についてでございますけれども、比較的年度の経過をいたしました古い鉄部のさびどめ塗料につきましては、合成効果を優先した鉛などを含有した塗料を使っておりまして、その安全性につきましては否定ができないところでございます。しかしながら、最近では有害物質を含まない、あるいは人や環境への影響を最優先した建材選びを心がけておりまして、外部の塗装にも水性塗料を初め、有害な石油系の溶剤を含まない、あるいは鉛を含まない塗料を選定しているところでございます。育成会室のプレハブにつきましても、順次、古いところから改築をいたしておりますので、安全性が確保できておるというふうに認識をいたしております。したがいまして、無害のさびどめ塗料に転換できる可能性がございますので、塗り替えのサイクルを早めますとか、あるいは表面が崩れないような適正な維持管理に努めていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◎貝澤孝文 社会教育部長  私の方から、地域児童育成会のことにつきまして2点お答えいたします。
 教育委員会ではこれまで地域児童育成会の入会希望の増に対しまして、教室の確保でありますとか、職員の確保、対応してまいりました。ただ、先ほど教育長が御答弁申しましたように、近年の希望者の増加は大変著しいものがあるということでございまして、平成13年度では待機児が発生いたしました。今後も各学校の転入学児童数の増というのもございまして、学校全体の教室、余裕教室のこともございまして、学校施設の能力を大幅に上回るような育成会希望が出た場合、大変厳しい状況があるということを申し上げたわけでございます。これまでも学校現場、それから各教育委員会事務局、3部との協議の中で進めてまいりましたし、平成14年度につきましては、できるだけ事務スケジュールも早い目に繰り上げまして、動向等、需要等につきましても十分早い目に把握をいたしまして、その対応に努めてまいりたいと思っております。
 それから、各保護者の意向もしくは御意見の聴取ということでございますが、これももちろん各現場で指導員等を初め職員で直接面談をさせていただきましたり、連絡書等を通じまして、できるだけ十分情報収集に努めております。青少年育成課の方もその現場の声をできるだけ早い時期に吸い上げをいたしますし、最近におきますと、施設整備の関係で保護者の方に接触する機会も大変多うございまして、できるだけそういう場面でもいろんな情報をお聞きし、また一方でこちらの方からもお伝えするというふうなことをしてまいります。今後ともそのようなことで情報収集に努めてまいりたいと思っております。
 以上でございます。

◆1番(井上聖議員)  (登壇)
 鉛については1つだけお願いしたいんですけども、先ほど釜本部長の方からお答えいただいた中で、周りの調査はもういいんじゃないかというようなことだったと思うんですけども、やはり機械が変わる前の、鉛なんていうのはずっとそこの辺にありますから、動かないで、一遍資質調査と、職員の健康診断の中にはそれは入ってるんですよね、鉛の。それだけ後で答えてください。
 もし入ってなければ、健康診断の中に鉛の中毒があるかないかの定期的な検査をしていただきたいと思います。その辺は要望にとどめておきます。
 学童保育ですけれども、先ほどいつものようなお答えだったんですが、実際言うて反映されていないと私は思っております。校長会でも、校長さんが運営委員長ですよね、運営委員長自身が校長会で、もう運営委員長をやめたいというのを正式決定して市の方へ出してると。それは突き返したらしいんですけどもね。それぐらい学校長自身が自分がそういう重要な立場にいて、放課後教育という、先ほど言った事業等を御理解されてないんじゃないかと。いわゆる校長さんに対するもう少し教育をしていただきたいと。それがいわゆる子供や親御さんたちの意見を吸い上げることになると思います。今のままでは従前と同じような答えですので、結局結果として反映されないと。あげくの果て、やっぱりこじれにこじれてから物事が進むということになりますので、制度的なものも、校長さんが運営委員長というのはしょうがないかもわかんないですけども、認識を持っていただけるように何らかの方法の手を打っていただかないと、このままではどうにもならないと思います。
 それと、これは要望ですけれども、現在は鉛入りのガソリン、ハイオクは使用されてません。しかし、過去の使用によって道路周辺の土壌は汚染されている可能性があります。特に、当時の幹線道路沿いでは注意が必要ですと。そこで、42号線、尼宝線、総合福祉センターの近隣のまた工事があるというふうに前から質問させていただいているんですが、その辺で鉛や重金属、環境ホルモンと言われる分についての調査をしていただきたい。
 そして最後、温泉ですけども、業者の名前とか金額とかというのはもう出してもいいんじゃないですか。先ほど言っていただいてない。それと、いろいろ理屈言われてますけど、いわゆる本当にこれ100%建てるときは市のもんで、障害者割引や老人割引、赤字が出る、そしたら市が補助するわけでしょう。そういう言えば市役所が経営しているようなもんですやん、一般市民から見ても。そこでいわゆる働く場所、視力障害者の方々は、日本の場合は雇用率高いんですよ、アメリカなんかと違って、マッサージ業という特殊なものがありますから。ところが、その業界に今視力の障害でない方が多く参入してきている。そのために視力障害のある方々が就労をできない。これが今あるんですよ。20%ぐらいができてない、数字がそれぐらいやったな、非常に高い割合で出てきてる。言えば、カイロとか何とか免許の要らない人たちがいわゆるはびこってると。そういうところで、いわゆる市民の税金を使って建てたもんです。当然、市民に何らかの還元がなきゃいかんわけですよ。建てるだけやったら一時です、その経済効果というのはね。でもちゃんと運営していくためには、そこにいてる人たちが市民というんか、働ける方が後として返ってくるんじゃないですか。実際、働きたい、免許は持ってる、けれども働く場所がない。それがために就労できない人がいるというんですよ、宝塚市民で。ほかの業者さんやったらどこでも入れますよね。そういう障害者の基準というのは全く考えなかったのかというのを再度お伺いしたい。
 何でかいうたら、本当に40億円、50億円という金は市の1年間でいえば3分の1の金額ですよ。それだけの大きな金を出してて、いわゆる何も市の方からお金をもらって働くわけじゃなくて、自分たちの力で技能を持って働く場所が欲しいわけですよ。働けなければ障害年金出てる人も出てない人もいるし、出てない人なんかやったら本当に生活保護を受けなきゃならない。このような状態で本当にいいんでしょうか。その辺だけ最後お伺いしておきます。

◎釜本孝彦 環境経済部長  鉛に関しまして、まず職員の健康調査のことでございます。労働安全衛生法に基づきます鉛中毒予防規則、さらには有機溶剤中毒予防規則、それから特定化学物質等障害予防規則などの法令には健康診断が義務づけられております。が、クリーンセンターの職員の現在行っております業務は、これらには該当いたしておりません。そういうことで、鉛も含めまして、鉛に関する健康調査は現在いたしておりません。ただ、平成13年4月に改正されました労働安全衛生規則に基づき規定されました廃棄物焼却施設内作業におけるダイオキシン暴露防止対策要綱によりますと、焼却炉内作業については、労働安全衛生法に基づく一般健康診断を確実に実施するとともに、健康不安を訴える労働者に対して、産業医の意見を踏まえ、就業上の措置を適切に行い、また事故等によりダイオキシンに著しく汚染され、多量に吸入したおそれがあるときは、医師による診察等の措置をとることが定められております。しかしながら、このような業務につきましては、業者委託という形で実施しております。そういうことで、委託業者に対しまして、この要綱に基づきます適正な対応をするように従来から指導いたしております。
 それから、宝塚温泉に関連しまして、業者名、金額の質問であったかと思います。先ほどお答えいたしましたように、4社の最終的な応募があったようでございまして、聞いておりますのは、現在決まった業者は尼崎に住所を有します有限会社三光堂という業者であるというふうに聞いております。金額につきましては、それぞれどうも売り上げ歩合方式をとっておるというふうに聞いておりまして、この業者が売り上げ歩合が、提示した売り上げ歩合が一番高率であったというふうに聞いております。
 それから、障害者の働く場づくり、あるいは雇用の確保の、宝塚温泉でのことも含めまして基本的な考え方のことをお聞きいただいたかと思いますが、宝塚温泉のボディケアの業者選定につきましては、団体からの熱心な提案も含めまして数社から提案はいただいておりました。ただ、他の業者に決定したとの報告は受けておりますが、このことは基本的にこの宝塚温泉を公設であるが、民営という形で会社に運営を任せるという方針をとっておる点からは、今回は会社としての判断である以上、一面ではやむを得ないというふうに考えております。ただ、視力障害者を含みます障害者の働く場の確保、雇用の確保ということは大変重要なことであると思っておりまして、今後、全般的な本市の雇用対策、労働施策の中で今回の陳情の趣旨を十分にたいしまして取り組みを進めてまいりたいと、このように考えております。

◎貝澤孝文 社会教育部長  先ほどの地域児童育成会の学校長の関係でございますけれども、地域児童育成会の運営委員会、これは確かに小学校に置かれております。また、その運営委員長の任は校長先生が当たっていただいております。校長先生は日ごろからの学校業務の多忙さに加えまして、この事業についてもいろんな負担をいただいていることでございます。そのようなことから、一部にそのような声が上がったものと認識しております。しかしながら、各小学校の児童の状況、施設の状況を最も御存じなのは小学校の校長先生でございますので、その委員長の任に当たっていただくのがやはり最もふさわしいということもございます。また、ほとんどの学校長の方では、育成会事業に十分な御理解と御支援をいただいております。今、御指摘のような最近の実態がありましたケースにつきましては、管理部、指導部と連携、協議いたしまして、必要な指導、措置をさせていただいております。今後とも事務局と学校現場と連携を密にしてまいりたいと思っております。
 以上でございます。