2003年6月27日 本会議反対討論

 2003年度 予算案に関して、反対討論をします。
本年度の予算については、厚生費の充実および宝塚温泉の一時休館など、新市長の英断に敬意をあらわします。しかしながら、当市におきまして、東部地域、とくに中筋・山本地区のいちじるしい人口増加により、長尾小学校の建て替え問題、長尾小学校および長尾南小学校の地域児童育成会の待機児童の問題、交通量の増加により昨年度起こった長尾南小学校の児童が巻き込まれる交通事故など、さまざまな問題が発生しております。特に長尾小学校の建て替えについては、財政難を理由に、二期に分けての長期工事も選択の中にはいっており、当事者である児童の学習の環境・学校生活における健康や安全の問題は置き去りのままです。保護者や児童が新校舎へのビジョンや夢を持てるような学校を作ろうと努力しているのにもかかわらず、保護者に工事の方向性を示さないまま、現場の声を聞かずに事業を進めようとしております。
 地域児童育成会につきましては、長尾南小学校において現在19名の待機児童が出ております。また、長尾小学校におきましては、およそ10人が待機していると思われます。
付属池田小学校の事件以来、特に低学年の児童に対しての安全対策が叫ばれてまいりました。放課後および夏季などの長期休業中に、低学年および障害をもった児童が、一人で過ごすことに保護者は非常な不安を持ちながらも、様々な事情があり、働いておられます。特に、女性の就労につきましては、女性自身の自己実現および再就職の難しさから、いったん離職することは困難な状況であります。少子高齢化の対策の一つとして女性の労働力は重要です。女性が安心して働き続けていられるために、このような待機をつくってはならないと考えております。地域によっては地域児童育成会の待機が発生していなかったり、それぞれ学校によって全体の児童数に差があるにもかかわらず、地域児童育成会のクラスを予算の関係上、一律2クラスまでと定めていることに、問題を感じている保護者の方々も数多くおられます。今後、長尾小学校および長尾南小学校におきましては、ますますの児童増加がみこまれております。2002年度の第1回定例会で、私の待機待ちの質問に対し、衣川教育長は、「待機児童問題では、空き教室などの利用、育成会室の増築など、積極的に対応してきた。育成会室の教室増築・確保のための予算を新年度(2002年度)予算案に計上しております。」と答弁されました。しかし、状況はますます悪化しております。夏休みは目の前に迫っております。こどもたちが安心して夏休みを過ごせるように、早急な予算措置を取られることを要求いたします。
 以上をもちまして、一般会計予算に対する反対討論といたします。